FUNcube-2 完全自動運用2014年12月31日 21時53分

懸案だった 2m帯BPSK の完全運用がやっと実現しました。WFM の場合は SDR# の
スペクトル画面の中のフィルター(灰色)の中心に赤線が来ますが、USB の場合は
灰色の左端(LSBの場合は右端) に赤線が来ます。そこで衛星BPSK信号が灰色の中
に収まるようにするために、例えば FUNcube-2 の場合ならば、Orbitron-Notes-
40074.txt における DNLINK 行に、本来ならば 145.915 と記載すべきところを、
-1.5kHz低めの 145.9135 を記載しておくのです。 上図では、SDR# は Orbitorn
と連動し、AOSからLOSまでドップラーシフト周波数を完全に自動追尾しています。
Center欄には衛星信号がスペクトル画面右側に現れるように -20kHz しています。
他のBPSK衛星でも同様な設定で、これで FM衛星も含め全ての衛星の自動運用が、
2014年大晦日に完成しました。

FUNcube-2 perfect automatically operation
FCDPro + Orbitron + DDE + SDR# + Dashboard
20:54-21:07JST, 31 Dec 2014, Ele 86 S-Z-N, 145.915MHz 1200bps BPSK

  SDR#(ver1.0.0.1000)
  Center: 145,893,500(=145.9135MHz-20kHz)
  PPM: -111(=-21-90=InitialValue + MyPPM)
  Shift: 0
  Filter bandwidth: 5000
  Correct IQ: Check
  Swap I & Q: Check
  SatelliteTracker: ON

コメント

_ JO1PTD ― 2015年01月01日 00時17分

明けましておめでとうございます。
USBモードの場合、グレーのフィルターをむりやり信号におさめようと引っ張ると抵抗してもとに戻ってしまいます。SDR#のソフト内で方法がないかを考えていましたが、元のnotesのファイルを修正するしかないのですね。いいことを教えていただきました。

_ JE9PEL/1 ― 2015年01月01日 07時39分

謹賀新年
フィルターを気にせず幅広にする、という方法もありますが、
USBの場合はグレーが半分なのでやっかいですね。その他にも
もっと良い方法があるかもしれませんが...

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