Doppler Shift2012年10月21日 08時19分

5.84GHz の受信ドップラーシフトがどのくらい大きいのか、ちょっと計算をして
みました。その受信周波数の変化(増↓減)は次のようになります。

  AOS  5840.120  2401.554  1280.027  435.159  145.828
       5840.060  2401.530  1280.015  435.155  145.827
  TCA  5840.000  2401.500  1280.000  435.150  145.825
       5839.940  2401.470  1279.685  435.145  145.823
  LOS  5839.880  2401.446  1279.673  435.141  145.822

        145帯 ... +-   3kHz
        430帯 ... +-   9kHz
       1200帯 ... +-  27kHz
       2400帯 ... +-  54kHz
       5800帯 ... +- 120kHz

これを IF で周波数変換した場合、小数点以下は同じ変化の数値を表示します。
例えば、AO-40 の基準周波数は 2401.323 でしたが、これを Drake-2880 で変換
して、IF を 145.323 に合わせた場合 (2400.000 → 144.000)、受信ドップラー
シフトは次のようになります。当時、実際次のように変化していました。(+-54)

       AOS  2401.377 → 145.377
       TCA  2401.323 → 145.323
       LOS  2401.269 → 145.269

今、5840.000 → 1284.000 に IF周波数変換した場合、受信周波数は次のように
変化するはずです。これは JA0CAW局が実際に観測した結果のとおりです。(+-120)

       AOS  5840.120 → 1284.120
       TCA  5840.000 → 1284.000
       LOS  5839.880 → 1283.880

 ja0caw_5840

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