前回、最後の LRPToffLineDecoder のところで絵にならない理由がわかりました。
現行バージョンではなく、rarファイルに同梱の Decoder, "2014.09.01.0006版"
を使うと、今までの rawファイルを全て画像化できることを確認しました。なお
自局の XPマシン(メモリ1GB) では、Decoder で一枚の画像を処理するのに 30分
以上かかってしまいます。性能の良いマシンでは、数分で処理できるでしょう。
上図は、JA0CAW局が昨日(10/12)の朝パスで受信された IQ.wavファイルを、自局
が再デコードしてみたものです。左側の Audacity のスペクトル図は、大変迫力
があります。まるでメガマックのように厚いです。これに比べると、今まで自局
が受信したスペクトル図は 1枚のハンバーグ、いや レタス1枚のように薄いです。
右の画像では台風19号の目が見えます。本日午後、NOAA衛星でも受信してみます。
http://www.radioamatoripeligni.it/i6ibe/meteor_m2/satellit.htm
貴局の解説をたよりに、本日9:08-のパスを受信解析できました。
3列の画像までは出せましたが、最後のSAVEが上手くいきません。
「ファイルが空で表示できない」と
LRPToffLineDecoder の縦6列のうち、例えば右3列にそれぞれ
絵が現れたら、その最上段の数値のとおり、画面左下でとりあえず
R:3.5-4.1/G:10.5-11.5/B:11.5-12.5 としてから、Generate RGB
ボタンを押すと別窓に絵が現れます。この R/G/B値を入れ替えたり
他の数値を選択すると、それに応じて他の色で綺麗に描画されます。
この別窓の絵で Saveボタンを押すと、画面では変化ありませんが、
PC内に bmpファイルとして自動保存されています。後は描画ソフト
で縮小し、自局好みの pngファイルとして名前付け保存してます。
http://www.radioamatoripeligni.it/i6ibe/meteor_m2/satellit.htm
のサイトでは、本当に綺麗に描画されていますね。不思議です。