上図赤丸の部分がポイント。Excel F列に入っている関数はそれぞれ次のとおり。
Satellite =Calsat32|Export!txtSatellite
MJD =Calsat32|Export!txtMJd
Azimuth =Calsat32|Export!txtAzimuth
Elevation =Calsat32|Export!txtElevation
Range =Calsat32|Export!txtRange
RangeRate =Calsat32|Export!txtRangeRate
MeanAnomaly =Calsat32|Export!txtMeanAnomaly
Revolution =Calsat32|Export!txtRevolution
Xg =Calsat32|Export!txtXg
Yg =Calsat32|Export!txtYg
Zg =Calsat32|Export!txtZg
Calsat32軌道計算ソフトで使われている変数を、自局の作った Excelファイルの
「sdrtocal.xls」 に Export (外部参照リンク)している。Calsat32 で衛星を選択
すると、それらの各データを元に、「sdrtocal.xls」 の 「Uplink Frequency(緑)」
と 「Downlink Frequency(赤)」 に反映して、時々刻々とそれぞれの周波数が変動
しながら自動的に計算され表記されていく。特に、赤字の 「Downlink Frequecy」
を見ながら素早く、SDR#ソフト上段の周波数表示に、その値を手入力で設定する。
自局コンバーターは、2400.000MHz → 140.000MHz のように変換される規格なの
で、例えば上図の 2400.2726MHz は、144.2726MHz にほぼ正確に変換されるので
SDR#受信周波数は、FMではこの付近に、USBでは数kHz下に現われると予想できる。
「sdrtocal.xls」ファイルは、Excel2000 では問題なく Calsat32 と自動連動する。
しかし、Excel2007 ではそのままでは連動しない。 Excel2007以降では、事前に
次の設定をすることが必要である。最初に Excel にこの設定をしておくことで、
それ以降は、Calsat32 に限らず、他のソフトでも外部参照が自動的に行われる。
[Microsoft Office ボタン] クリック → [Excel のオプション] クリック
→ [詳細設定] カテゴリ クリック → [全般]
→ [リンクの自動更新前にメッセージを表示する] チェックボックスオフ
最後のチェックボックスをオフにすることで、Excelファイルのリンクが 自動的
に更新され、「sdrtocal.xls」ファイルと Calsat32ソフトが連動するようになる。
http://www.asahi-net.or.jp/~ei7m-wkt/numbr822.htm
http://www.asahi-net.or.jp/~ei7m-wkt/numbr856.htm