Satellites information update by JE9PEL

HPに原稿をアップロード(転送)する際は、自局はいつも WS_FTPLE(WS_FTP95) を
使っていましたが、Windows8.1では起動はするもののサーバー側のディレクトリ
を開くことができません。そこで、別のFTPソフト FFFTP をインストールしてみ
ました。これは Windows8.1上で動作し、ファイルをアップロード･ダウンロード
できました。しかし、以前から気が付いていたのですが、アップロードした後の
ファイルサイズが、アップロードする前のサイズよりも若干減っているのです。

以前はこの理由が解決できなかったので、アップロード前後でサイズが変化しな
い WS_FTPLE を使い続けてきました。FFFTP でアップロードしたファイルのサイ
ズが減少する理由が、今回実験をしてみてわかりましたので、ここに記します。

例えば、『あいうえお』という全角5文字のファイルを作ったとします。 サイズ
は、全角1文字が 2バイトなので 5文字で 10バイトです。このままアップロード
すると、転送先でも 10バイトとなります。しかし、5文字目の『お』の右側最後
で改行すると全部で 12バイトとなります。これは改行コードが CR+LF で 1バイ
トづつ 2バイト増えて 12バイトとなるのです。これを FFFFFTP でアップロード
すると改行コードが変換されて LF の 1バイトだけとなり、結局、FFFTP で改行
付き『あいうえお』をアップロードすると 1バイト減り、11バイトとなるのです。

つまり、一つのファイルの中で改行の回数だけアップロード後のバイト数が減少
するということになります。なぜ、こういう現象が生ずるかというと、FFFTP の
デフォルト設定がそうなっているからで、この設定を変えることでアップロード
前後のファイルサイズを同じにすることができます。そのデフォルト設定では、
｢ファイル名で切換え｣となっていて、テキストファイル等では自動的にアスキー
モードで転送されてしまうのです。この設定を ｢常にバイナリモード｣ にするこ
とで、この現象は解消します。つまり、改行が何個入っていようが、転送前後で
ファイルサイズは同じになります。設定箇所は上図のとおりです。
> オプション → 環境設定 → 転送1 → ｢常にバイナリモード｣ → OK

さて次は 転送先のサーバーから必要なファイルをダウンロードした時に、FFFTP
の左画面ではそのファイル名が見えているのに、後でエクスプローラでフォルダ
を見た時に、その中にダウンロードしたはずのファイルが見当たらない、という
現象があるのです。よく調べてみたところ、次のフォルダの中にダウンロードさ
れていることがわかりました。この FFFTPダウンロード保存先のフォルダ設定を
変える方法を現在調べているのですが、解明できていません。
> C:\User\AprData\Local\VirtualStore\Program Files\.....

Word, Excelライクとして有名な OpenOffice を、Win8.1(32bit)新PCシステム
にインストール。それぞれ、Swriter, Scalc というソフト名。 名前付け保存
する時に､それぞれ .doc .xls を選択。正規の Word, Excel と 完全互換であ
ることを確認した。その他、Office関連の互換ソフトが複数収録されている。

地球観測衛星ソフト Simulcast は、Win8.1(32bit)では、Java以前の問題で、
インストール不可能であることがわかった。つまり、インストールできるのは
Win8.1(64bit)PC のみである。

  旧PC: WinXP(32bit)
        FIJITSU FMV-BIBLO NB75K

  現PC: Win8.1(64bit)
        FMV FUJITSU LIFEBOOK AH30/K

  新PC: Win8.1(32bit)
        ASUS Eeebook X205TA (11.6inch)
        Pocket WiFi 305ZT   (Y!mobile)

旧PC: WinXP(32bit) で、Perseus-M1/M2両衛星を受信確認した。Perseus-M2は
周波数が少し上がって、400.222MHz付近になったようだ。M1/M2 ともに夜パス
の方が雑音が少なくデコードしやすいが、高仰角であってもデコードするのは
自局環境ではいつも数個しかない。

Perseus-M2
  22:40-22:52JST, 17 May 2015, Ele 71 N-Z-S, 400.221MHz 9600bps GFSK
  1:Fm CQ To NOCALL <UI R Pid=F0 Len=177> [22:44:26R]
  FM2,05/17/2015
  13:44:42,:fcs:1794,8,17,100,:eps:7.97,7.98,8.02,8.00,5,5,6,5,2,8,
  100001110000000001011000,7.5,7.5,7.2,7.2,-34,-29,-19,-17,-24,-19,-29,

  2015-05-17 13:44:26.270 UTC: [196 Bytes KISS Frame (without CRC)]
  ctrl: 3   PID: F0 {UI}   177 Payload Bytes
  from CQ to NOCALL: 
     1 > 45 00 00 B1 00 00 40 00 40 11 B8 E6 C0 A8 00 02 C0 A8 00 03 
    21 > D4 88 1E 78 00 9D 72 1C 46 4D 32 2C 30 35 2F 31 37 2F 32 30 
    41 > 31 35 20 31 33 3A 34 34 3A 34 32 2C 3A 66 63 73 3A 31 37 39 
    61 > 34 2C 38 2C 31 37 2C 31 30 30 2C 3A 65 70 73 3A 37 2E 39 37 
    81 > 2C 37 2E 39 38 2C 38 2E 30 32 2C 38 2E 30 30 2C 35 2C 35 2C 
   101 > 36 2C 35 2C 32 2C 38 2C 31 30 30 30 30 31 31 31 30 30 30 30 
   121 > 30 30 30 30 30 31 30 31 31 30 30 30 2C 37 2E 35 2C 37 2E 35 
   141 > 2C 37 2E 32 2C 37 2E 32 2C 2D 33 34 2C 2D 32 39 2C 2D 31 39 
   161 > 2C 2D 31 37 2C 2D 32 34 2C 2D 31 39 2C 2D 32 39 2C 

Perseus-M1
  22:56-23:09JST, 17 May 2015, Ele 69 N-W-WS, 400.170MHz 9600bps GFSK
  1:Fm CQ To NOCALL <UI R Pid=F0 Len=180> [23:02:10R]
  FM1,05/17/2015
  14:02:04,:fcs:1643,12,20,115,:eps:8.01,8.00,8.05,8.03,8,7,8,7,136,17,
  011000010000000001011000,7.5,7.5,7.3,7.3,-32,-33,-3,-26,-26,-32,-18,

  2015-05-17 14:02:11.060 UTC: [199 Bytes KISS Frame (without CRC)]
  ctrl: 3   PID: F0 {UI}   180 Payload Bytes
  from CQ to NOCALL: 
     1 > 45 00 00 B4 00 00 40 00 40 11 B8 E4 C0 A8 00 01 C0 A8 00 03 
    21 > AD AD 1E 78 00 A0 A7 80 46 4D 31 2C 30 35 2F 31 37 2F 32 30 
    41 > 31 35 20 31 34 3A 30 32 3A 30 34 2C 3A 66 63 73 3A 31 36 34 
    61 > 33 2C 31 32 2C 32 30 2C 31 31 35 2C 3A 65 70 73 3A 38 2E 30 
    81 > 31 2C 38 2E 30 30 2C 38 2E 30 35 2C 38 2E 30 33 2C 38 2C 37 
   101 > 2C 38 2C 37 2C 31 33 36 2C 31 37 2C 30 31 31 30 30 30 30 31 
   121 > 30 30 30 30 30 30 30 30 30 31 30 31 31 30 30 30 2C 37 2E 35 
   141 > 2C 37 2E 35 2C 37 2E 33 2C 37 2E 33 2C 2D 33 32 2C 2D 33 33 
   161 > 2C 2D 33 2C 2D 32 36 2C 2D 32 36 2C 2D 33 32 2C 2D 31 38 2C