SOHLA-1 テレメトリ変換2009年03月29日 09時00分

http://www.sssrc.aero.osakafu-u.ac.jp/HP_M/html/data.html の解説で
初めのコールサインの部分は AX.25プロトコル 仕様により、1bitずらした
ASCII コードで書かれています。例えば、アドレス 00 の 16進数 "94" は
2進数では "10010100" ですが、文字としては、この下位 1bit を消去した
2進数 "1001010" とし、16進数に直すと"4A"となり、これをASCIIコード表
(参照:IT用語辞典など) と対照すると、"J" と読むことができます。この
ように訳していくと、初めの 14文字は "JL3YUK0JL3YUS1" となります。
前半が送信先の呼出符号、後半が送信元の呼出符号ですから、
「JL3YUS から JL3YUK へ」 ということになります。つまり、

94 98 66 B2 AA 96 60 94 98 66 B2 AA A6 61 の部分は、

94 : 10010100 -> 1001010 -> 4A -> J
98 : 10011000 -> 1001100 -> 4C -> L
66 : 01100110 -> 0110011 -> 33 -> 3
B2 : 10110010 -> 1011001 -> 59 -> Y
AA : 10101010 -> 1010101 -> 55 -> U
96 : 10010110 -> 1001011 -> 4B -> K
60 : 01100000 -> 0110000 -> 30 -> 0
94 : 10010100 -> 1001010 -> 4A -> J
98 : 10011000 -> 1001100 -> 4C -> L
66 : 01100110 -> 0110011 -> 33 -> 3
B2 : 10110010 -> 1011001 -> 59 -> Y
AA : 10101010 -> 1010101 -> 55 -> U
A6 : 10100110 -> 1010011 -> 53 -> S
61 : 01100001 -> 0110000 -> 30 -> 0

つまり、 "JL3YUK0JL3YUS0" となります。上の解説の中で初めの
14文字が "JL3YUK0JL3YUS1" となるためには、サンプルの末尾が

62 : 01100010 -> 0110001 -> 31 -> 1

であるはずです。この部分の整合性が取れないので、管制局に今
問い合わせ中です。

※ 管制局より解説文の方に訂正が入りました。
  正しくは、「初めの 14文字は "JL3YUK0JL3YUS0"」です。
  呼出符号の後に 0 がつくのは FSS の仕様だということです。

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