SRLL 書き込み完了2008年07月15日 20時54分

皆様のお陰で、SRLL用 MOT(モトローラファイル) の書き込みに成功しました。
感無量であります。上は、その接続確立した瞬間の画像です。 詳細は後ほど。

PS.本日(7/15)、仕事の帰りに車でバイパスを走っていた時に、道路の頭上に
   表示されている大きな緑色の行き先表示板が、マザーボードに見えました。

SRLL用 TNC製作 #32008年07月15日 22時16分

まず書き込み用ソフトの件ですが、東工大 Web に説明のある「H8Write Turbo」
が H8/3048F キットに付録の CD の中には見当たらなかったので、JA6PL局 Web
で紹介されている「H8Write」をダウンロードしました。次に、ROM に書き込む
ためのプログラム本体 「SRLL2_TNC_AFSK_RX.mot」を、東工大 Web からダウン
ロードします。

事前に、この SRLL用 MOT(モトローラファイル) に「H8Write」を関連付けして
おきます。 スタート → マイコンピュータ → ツール → フォルダオプション
 → ファイルの種類 → 新規 → ファイルの拡張子 [MOT] → 詳細設定 →
 アクション → 新規 → アクション [open] → アプリケーション [h8write」

さて、ここで重要な注意説明をします。基板ボード上の S6 は 電源スイッチで
 S7 は書き込み用スイッチなのですが、ON/OFF をする順番に気を付けなければ
なりません。 これに違反すると、書き込みプログラムが不安定になるというこ
とです。説明書の 6~7 ページに詳細な解説がありますが、要は、S6 ON (電源
が入っている状態)で、絶対に S7 スイッチを ON/OFF してはならない、という
ことです。少しわかり難いので、図式化してみると次のとおりです。

 S6 off → S7 on → S6 on → (書き込み) → S6 off → S7 off → S6 on

いったん書き込みが完了した後は、S7 スイッチは不要(OFF) なので、手を触れ
ぬように封印しておきます。(ビニールテープ等で OFF 固定)

基板に供給する安定化電源は、通常の 13.8V で大丈夫です。
では実際に書き込みを始めます。書き込み速度は 9600bps です。MOT ファイル
「SRLL2_TNC_AFSK_RX.mot」をダブルクリックすると、先ほど関連付けしておい
たので「H8Write」が自動的に立ち上がるはずです。JH1BCL局は、ここで数十回
も試行錯誤したということでしたので、私もそれを覚悟していました。 案の定
「H8Write」がフリーズしてしまいました。仕方がないので PC を再起動して、
改めて「SRLL2_TNC_AFSK_RX.mot」をダブルクリックすると、運の良いことに、
この二度目の試行で 見事に書き込み中のインジケータが表示されました。実に
感無量であります。 23秒で書き込みが完了しました。 先ほどの手順で S6, S7
を OFF します。

次に ExTerm や TunaTerm などの通信ソフトを立ち上げます。 この通信速度は
19200bps に設定します。ハンダ付けがきちんとされていて、書き込みが正常に
出来ていれば、S6 ON した瞬間に、下図の『SRLL TNC Ver.2』のメッセージが
表示されます。ここまで来ると本当に感無量であります。 さぁ、あとはモデム
部分の製作が残っています。ここからが本番です。頑張ります。