Soundmodem Update2013年09月06日 18時40分

Soundmodem_1k2 が、さらに Ver0.51b にバージョンアップしました。 Ver0.50b
で、AX.25フレームでないものは表示されなくなりました。さらに、Ver0.51b で
は、'Modem settings' の設定に 'Bits Recovery' の項目が新たに追加されまし
たが、ここはデフォルトの 'NONE' のままにしておくのが無難なようです。

> SCM v0.51b changes:
> - Limited the number of bits for bit recovery operation (only for undefined
>   state at three different levels of threshold comparator).
>   WARNING! Test showed this option may cause additional erroneous CRC collisions,
>   so use it at your own risk. By default is OFF
> 
> SCM v0.50b changes:
> - Added single bit recovery feature
> - Fixed transmission non-AX.25 frames to application (see option "NonAX25Frm" in the INI file)

昨日(2013年9月5日)のJA0CAW局Blogで、CubeBug-1 の信号を Soundmodem_1k2 で
デコードするための新たな方法が提起されました。 以前は、Soundmodem.ini の 
'RXSampleRate=11025' を 44100 と書き直すと、CubeBug-1 信号がデコードしや
すくなると述べていましたが、ここは 11025 のまま、'Modem settings' の中で
'BPF Taps=64' および 'LPF Taps=32' と設定することで 同じ効果があると述べ
ています。つまり、'RXSampleRate' の値を 4倍にしないで、'BPF Taps' および
'LPF Taps' のデフォルト値を、逆に 1/4倍にすると 同じ効果が得られるという
わけです。次に 'Soundmodem_1k2 Ver0.51b' を用いてこれを再現してみました。

   

CubeBug1音源は、カリフォルニア州 California Polytechnic State University
の、CubeBUG-1_CalPoly_30042013_1900-2.wav を用いました。この音源は、以前
「CubeBug-1 wavファイル再生」 の記事の中でも用いていて、その中の 2013.5.13
の SR=44100 の場合の実験結果と全く同じ効果が表れたことが確認できました。

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