(C)Mohammed bin Rashid Space Centre
Nayif-1 は、アラブ首長国連邦大学の学生の実宇宙プロジェクトを提供すること
を目的とした教育単一キューブサットプロジェクトである。さらに発展して無線、
宇宙、宇宙物理学、電子工学に関する学生を教育することを目的としている。
1Uキューブサットは、アラブ首長国連邦のモハメド･ビン･ラシッド宇宙センター
(Mohammed Bin Rashid Space Center)と、シャルジャアメリカン大学 (American
University of Sharjah) の両者による合作である。衛星は単一地上局アンテナ
と SDR受信機のみが必要である。これは、普通の学校と大学の学生が簡単に使用
できるようにするためである。
Nayif-1 は太陽同期楕円軌道、400km~750km, LEO (Low Earth Orbi) に打ち上げ
られる。このような軌道で、衛星は一日に少なくとも 2回、アラブ首長国連邦の
上を通過する。朝のパスでは教育目的のために使用し、夜のパスではアマチュア
無線通信のために使用することにしている。
学生チームは、この衛星のための特別な地上局を組織して運用する。彼らはまた、
衛星から受信したテレメトリデータとアラビア語の挨拶文を表示するための独自
の ｢ダッシュボード｣ を開発する予定である。
Nayif-1 は、新規自立姿勢決定と制御システムを組み込む予定で、このシステム
は最初の打ち上げとなる。さらに、0.5Wの出力をもつ UHF→VHF のリニア中継器
(FUNcube-5)を持ち、世界中で SSB, CW アマチュア無線通信に使用される。その
打ち上げは、SpaceX社 Falcoln-9ロケットにより 2015年後半に予定されている。
IARU coordinated frequencies for Nayif-1:
145.940MHz 1200bps BPSK FUNcube standard
500mW inverting SSB/CW linear transponder
435.015-435.045MHz Uplink
145.990-145.960MHz Downlink
Follow Nayif-1 on Twitter, http://twitter.com/Nayifone
Source, http://amsat-uk.org/2015/08/04/frequencies-announced-for-nayif-1-cubesat/