一度設置した2.4GHz関連の備品ですが、動作が不明なので再度取り外して点検を
しました。アンテナは HGL-2429 (MAKI) / 2400 Loop (29elex1, 21dBi) これは
新品なので問題なし。鉄塔下部に設置の Drake 2880 Converter は念のため外し
て見てみました。防水(テープ)を施していましたが、長年の雨水が浸入していた
ようで上図のように悲惨な状態。中身も推して知るべし。怖くて開けられません。
これは先日記事にしたように、予備の新品を各所改造して新しく取り替えました。
問題は、直下型プリアンプ GR-2400 (MAKI) / 2400 PreAmp (RFgain 23dB) です。
このところの猛暑で昼間の作業は無理なので、昨日の日没直前に鉄塔に上りそれ
を取り外し、本日、川崎市にあるマキ電機に直接持ち込んで、社長に点検してい
ただきました。結果、二つある同軸リレー可動接点のうちの一つのバネがいかれ
ていて、常に接地の送信状態にあったことがわかりました。あと、最近のスマホ
携帯で使われている周波数(主に 2.1GHz, 2.5GHz, 2.6GHz) と近接しているので、
その対策としてアンプ内にフィルターを新たに付加したほうがよいということで
した。ということで、自局の 2.4GHz の運用はもう少し先になる予定です。
CVLさんも2400MHzに集中的に取り組んでおられますね。この周波数帯のテストはどうするのでしょうか。当方もQRVできているはずなのですが、なぜか受信が確認できません。使えるレピータもこの近辺ではないとの情報です。どのようにして動作を確認されるのか、今後の記事を期待しています。
テストはせず、自局の場合いきなり本番受信です。 信号発生の技量が無い。
以前は、UO-11, AO-16, AO-40 など、いくつもの 2.4GHz衛星がありました。
各衛星の 2.4GHz信号を受信することで、Drake 2880 の水晶のそばにあるネジ
を回して調整していました。それには事前にドップラーシフトを計算で理論値を
出しておいて、実際の衛星からの受信周波数を見比べてネジで調整しました。
今回もその方法で受信調整を行うつもりです。