先日受信保存したwavファイルを何度も再生して、agw_online_kissプログラム上
にうまく表示されず、さらに、自動保存されるkissファイルもファイルサイズが
不充分で 本来より小さいため、DK3WNデコーダーに数値解析されずに苦労してい
ました。ちょっと思い当たるところがあって、その設定をしてから再実験してみ
たところ、正常に数値解析できることができることがわかりました。
以前にもこの設定をすることにより、何度かあるトラブルを解決したことを思い
出しました。その設定というのは、PCの設定を 「英語モード」 にすることです。
Windows_XP では、 スタート→コントロールパネル→地域と言語のオプション→
詳細設定→「Unicode対応でないプログラムの言語」 の設定で、英語(英国)にして
PCを再起動します。
下左図のように、from K7MSU to K7MSU と衛星コールサインが正常に表示される
ようになり、自動保存されるkissファイルも、正常なサイズになりました。この
保存されたkissファイルを DK3WNデコーダーにかけて、正常に数値解析されたも
のが下右図です。使用した各プログラムのバージョンと音源は次のとおりです。
G3RUH SoundModem Ver0.17b by UZ7HO
AGW OnlineKiss by Ver2.4.4 DK3WN
Firebird FU3/FU4 Telemetry Decoder Ver0.3 by DK3WN
FIREBIRD-II FU4 19k2
17:27-17:38JST, 11 Feb 2015, Ele 66 S-W-WN, 437.218MHz 19200bps FSK
firebird4_11022015_0912_je9pel.wav
firebird4_agw244english_11022015_0912_je9pel.kss
なお PCをこの 「英語モード」 の設定にすると、Calsat32 等いくつかのソフトが
立ち上がらなくなります。その都度、PCを再起動するのも大変面倒です。ここは
思案のしどころです。 また、FIREBIRD 19k2 の完全テレメトリは、2パケット -
status packet and power telemetry packet ということなので、先日 受信保存
した FU3音源では DK3WNデコーダーに数値解析されません。 FIREBIRD から完全
保存した音源が必要となります。