AO-16 は、ご承知のように FM アナログレピーターとして運用が続いています。
先日、管制局代表から下記の現状報告がありました。かいつまんで翻訳します。
今までは全日照が続いていたが、3月下旬から蝕の状態(太陽の当たらない期間)
が少しずつ増えてくる。 現在、430帯の少し高めの出力電力を、手動で制限を
かける必要があるかもしれない。 利用者から 4月5月6月7月のレポートがある
と助かる。テレメトリを取得するために、たまにデジタルモードにするかもし
れないが、少しだけのことなのでアナログボイスには迷惑になることは少ない
だろう。 S帯は現在運用されておらず、その状態はよくわからない。18年以上
も経つ衛星なので、S帯送信機は現状のままにしておく。
原文：No.557(後半)