本日(5/15) 夜の BS で放映されます。 1971年、米国製作の映画
です。 第一次世界大戦で、目・耳・口・両手・両足を失ったイギリス
将校が、戦争が終わってから 15 年も生き続けた という実話をもと
に作られた映画です。 ベッドの上で、身動きも出来ずに、他者との
意思の疎通もできずに、現実と夢の中を行き来する、という 何とも
重たい映画です。 最後は、自分の頭を枕に打ちつけて、モールス
CW信号で意思を伝えることができるようになりますが、映画を見て
いる私たちは、戦争の悲惨さとともに、その彼の現実を見ていると
自分が地獄に落ちていくような錯覚に陥る、実に重たい映画です。