わかりやすく説明します。
一般的に、衛星からの中心周波数が 437.365MHz として、ドップラーシフトは
理論的にはおよそ +/- 9kHz 変化します。つまり、一般的には
437.374MHz (AOS 衛星が上る時)
437.365MHz (TCA 衛星が真上)
437.356MHz (LOS 衛星が沈む時) です。
CP-6 LSB はデコードが難しく、ここまでの経験では 正確に周波数を合わせな
ければなりません。その観測結果が、中心周波数の 437.365MHz を基準にして
『-1.0~-1.5kHz 低く』と表現しています。例えば、「およそ -1kHz 低く」と
すると、
437.373MHz (AOS 衛星が上る時)
437.364MHz (TCA 衛星が真上)
437.355MHz (LOS 衛星が沈む時) ということです。
この周波数変化を厳密に連続的に追う必要があります。(自局は手動操作です.)
CP-6 の場合は、CW の後に パケット の AFSK LSB が続きます。私達の目的は
パケットの受信解析にあるので、無線機の受信設定は常時、LSB設定とします。
TNC を使う場合は、1200bps KISSモードにします。