UWE-3 using new SDR# No.12015年01月28日 21時12分

SDR# を自局は通常、旧Ver1.0.0.1000 を使っていますが、本日は、ほぼ現Verに
近い Ver1.0.0.1327 を使って衛星を自動追尾してみました。 Ver1000 では事前
に、"SDRSharp.exe.Config" の中の <sharpPlugins> に呪文を記述しておきます
が、Ver1327 では、"Plugins.xml" の中の <sharpPlugins> に同じ呪文を記述し
ます。なお Ver1331では、"Plugins.xml" の中の <sharpPlugins> に、少し構文
を変えた呪文を記述します。(参照: JE1CVL Blog #1)

ところで、Ver1000 では中心周波数をCenter欄に記入すればよいのですが、この
Ver1327,1331 では、このCenter欄がありません。 先日、この件について、次の
ような記事を書きました。

> その代わりに、最初に SDR# 上段のスペクトル画面の中心(赤線)を、ど真ん中
> でクリックします。次に、最上段の周波数表示を衛星の標準周波数のその通り
> の数値にクリックしながら設定します。その数値設定の仕方は、My_HP No.700
> を参照してください。続けて、"Orbitron + DDE + SatelliteTracker + SDR#"
> として自動追尾を開始します。

通常の衛星の場合は、上図のようにして SDR# で自動追尾しながら受信デコード
することができますが、Meteor-M N2 のような気象衛星に必要な、標準周波数を
SDR#現バージョンのスペクトル画面の中央に正確に設定するのは、自局環境では
上記の記述のようには簡単にはできないことがわかりました。微妙にずれてしま
い、正確にど真ん中に来ないのです。Ver1.0.0.1000 では、Center欄があるので
問題なく設定できます。今、解決策を模索中です。