4M flyby ?2014年11月01日 21時31分

質問 4M衛星はフライバイに失敗したのかなー?
   それとも最初の計画通り、月を遠回りして地球に戻ってくるのかなー?
   最新軌道要素を使って計算すると、月を遠回りしてから大きく膨らんで
   地球に戻ってくるのにずいぶん時間が掛かってるように思うんだけど…
   自局アンテナは貧弱なので、4M衛星からの信号を捉えるのが難しい…。

返信 なぜ? そうは思わないけど。
   それは 4M衛星のバッテリーの問題だと思うよ。
   最近の別の週の数値だけど、バッテリー値は 13.8~13.9[V] だった。

原文 (訳注) Mag Range: 衛星までの距離、S.Azm S.Elv: 太陽方位仰角

Subject: AW: 4M flyby ?
From: Mike Rupprecht
To: Mineo Wakita
Date: Sat, 1 Nov 2014 11:43:42 +0100

Dear Mineo san,

... why not?

I think the problem might be the batteries.
Not sure if they last another week.
At the moment we have 13.8 - 13.9 volts.

73 Mike
DK3WN

Location      : Mineo (139°07'30" E, 37°56'15" N)
Time zone     : UTC
Conditions    : Maximum sun elevation = None
                Minimum sat elevation = 1 deg
                Illumination NOT required

Time                Satellite    Azm  Elv  Mag Range  S.Azm  S.Elv
------------------------------------------------------------------
06.11.2014 10:42:43 4M         145.9  1.0     243563  278.0  -36.3
06.11.2014 14:19:28 4M         183.8 14.0     233952  355.1  -68.1
06.11.2014 17:53:17 4M         222.8  1.0     227326   78.8  -39.9

07.11.2014 10:24:39 4M         112.7  1.0     190216  274.6  -33.0
07.11.2014 16:05:55 4M         187.9 42.3     174252   52.0  -59.4
07.11.2014 22:01:18 4M         270.1  1.0     167464  117.5   -7.5

08.11.2014 10:13:03 4M          60.1  1.0     151999  272.5  -30.8
08.11.2014 18:31:49 4M          10.2 86.7     143171   86.1  -32.8
09.11.2014 09:36:30 4M         354.6  1.0     162377  266.6  -23.8

09.11.2014 11:42:13 4M           8.3  1.0     165659  288.6  -48.2
10.11.2014 01:11:25 4M         354.5 84.4     185782  158.4  -32.2
10.11.2014 09:51:52 4M         313.8  1.0     211308  268.6  -26.9

10.11.2014 19:15:11 4M          58.0  1.0     232729   93.3  -24.6
11.11.2014 02:47:35 4M         176.1 71.6     243765  185.8  -34.5
11.11.2014 09:45:19 4M         287.5  1.0     264894  267.4  -25.8

-----Ursprungliche Nachricht-----
Von: Mineo Wakita
Gesendet: Samstag, 1. November 2014 11:16
An: DK3WN
Betreff: Re: 4M flyby ?

4M flyby might have failed or it might be a first planned.

When I calculate using the updated TLE, 4M is not easily come back
to Earth by passing through the distant.

My antennas is poor ability, so it's difficult to capture the signal
from 4M.

4M-TLE Update
1 99999U 14999b   14301.79728009  .00000095  00000-0  21252+9 0 00005
2 99999 054.2430 068.8530 4827223 051.3941 131.1729 00.05703448000012

JE9PEL, Mineo Wakita

SDR#, 4M-LXS2014年11月02日 18時13分

SDR# で今まで経験と勘で衛星の周波数を探していたのを、Excel で事前に予測
し、確実に捕捉できるようにしました。数式には、My_FCD の個体差異とドップ
ラーシフトを考慮し、SDR# の中心線から右側部分にスペクトルが現れるように
調整しています。4M-LXS では連日受信報告が掲載されていて、本日のトップ欄
に My_Callsign を見つけました。いつ頃地球に戻ってくるのかな。

  

アンタレス打ち上げ爆発で失われたアマチュア衛星2014年11月02日 23時03分

AMSAT News Service Bulletin 306.01
From AMSAT HQ Kensington, MD.
November 2, 2014
To All RADIO AMATEURS
BID: $ANS-306.01

アンタレス打ち上げ爆発で失わアマチュア無線衛星, RACE および GOMX-2

RACE と GOMX-2キューブサットは、米国バージニア州東海岸ワロップス島にある
中部大西洋地域宇宙基地から、無人オービタル宇宙科学(OSC)アンタレス130ロケ
ットにより 10月28日(火) 22:22 UTC に打ち上げられたが、まもなく大爆発して
失われた 2ダース以上の衛星の中に含まれていた。両方の衛星はアマチュア無線
ペイロードを積んでいた。ロケットは打ち上げ後約 6秒で爆発し、NASA打ち上げ
現場で大規模な火災を起こし、地面に向かう巨大な火玉と化した。

RACE (Radiometer Atmospheric Cubesat Experiment,放射計大気Cubusat実験)は
テキサス・オースティン大学(UT)のテキサス宇宙研究所(TSL)と NASAのジェット
推進研究所(JPL)との共同プロジェクトであった。 30の学生チームによって構築
され、JPLによって設計された新しい科学機器の 183GHz の放射計を積んでいた。
衛星は、437.525MHzダウンリンク周波数で、38.4k_GMSK と CWテレメトリを使用
して送信するように装備されていた。 

TSLの Glenn Lightsey, KE5DDG, UT工学教授は、地球の大気中の水蒸気を測定す
ることを目的とした衛星を製作する際に、NASAのスタッフと一緒に活動した学生
プロジェクトを総括した。 

"残念であるが、それはまた航空宇宙産業の一部である" と Lightseyはテキサス
ステーツマン新聞に語った。"宇宙ロケットを構築することは、それが100%信頼
できるプロセスではない。宇宙を獲得するのは本当に難しいことである。"

2U_GOMX-2 キューブサットは、デンマークのオールボー大学によって設計された
軌道離脱システム実験を目的としていた。Karl Klaus Laursen, OZ2KK は、国際
アマチュア無線連合周波数調整文書において、"責任者" として挙げられている。
このアマチュア無線ペイロードは、437.250MHzの 9k6_MSKデータのダウンリンク
を使用を申請していた。また、シンガポール国立大学からの光通信実験の計画が
あった。またこのミッションは、オールボー大学チームによって構築された新し
い高速UHF送受信機と SDR受信機による計画もあった。

アンタレス130ロケットは、ISS国際宇宙ステーションに5000ポンドの貨物を運ぶ
補給任務があった。ロケット内の RACE, GOMX-2 と他の衛星は、ISS に運ばれる
ことになっていた。そしてまた、26の Flock-1d衛星と、Arkyd-3, Cygnus CRS-3
も積んでいた。

(原文)

SB SAT @ AMSAT $ANS-306.01
ANS-306 AMSAT News Service Weekly Bulletins

AMSAT News Service Bulletin 306.01
From AMSAT HQ Kensington, MD.
November 2, 2014
To All RADIO AMATEURS
BID: $ANS-306.01

Amateur Radio Satellite Payloads Lost in Antares Launch Explosion

The RACE and GOMX-2 CubeSats were among more than 2 dozen satellites lost
after an unmanned Orbital Space Sciences (OSC) Antares 130 vehicle exploded
spectacularly shortly after launch at 2222 UTC on Tuesday, October 28, from
the Mid-Atlantic Regional Spaceport on Wallops Island on Virginia's Eastern
Shore. Both satellite packages carried Amateur Radio payloads. The rocket
exploded about 6 seconds after launch, sending a huge ball of fire hurtling
toward the ground, which set a massive fire at the NASA launch site.

The RACE (Radiometer Atmospheric Cubesat Experiment) CubeSat was a joint
project between The Texas Spacecraft Laboratory (TSL) at the University of
Texas-Austin and NASA's Jet Propulsion Laboratory (JPL). Built by a 30-
student team, it carried a 183 GHz radiometer, a new science instrument
designed by JPL. The spacecraft was equipped to transmit using GMSK at
38.4 k and CW telemetry on a downlink frequency of 437.525 MHz.

TSL's Glenn Lightsey, KE5DDG, a UT engineering professor, oversaw the
student project that worked hand-in-hand with NASA staff in creating a
satellite that aimed to measure water vapor in Earth’s atmosphere.

"It’s unfortunate, but it is also part of the aerospace industry",
Lightsey told the Texas Statesman newspaper. "The nature of building space
vehicles is that it is not a 100 percent reliable process. Getting into
space is really the hardest part."

The 2U GOMX-2 CubeSat was intended to test a de-orbit system designed by
Aalborg University in Denmark. Karl Klaus Laursen, OZ2KK, is listed as the
"responsible operator" on International Amateur Radio Union frequency
coordination documents. The Amateur Radio payload proposed using a 9k6 MSK
data downlink on 437.250 MHz. Also on board was an optical communications
experiment from the National University of Singapore. The mission also
aimed to flight qualify a new high-speed UHF transceiver and SDR receiver
built by an Aalborg University team.

The Antares 130 launcher was on a resupply mission, carrying some 5000
pounds of cargo to the International Space Station. RACE, GOMX-2 and the
other satellites onboard the rocket were to be launched into orbit from
the International Space Station.

The Antares 130 also was carrying the Flock-1d array of 26 satellites
as well as Arkyd-3 and Cygnus CRS-3.

[ANS thanks ARRL for the above information]

ISS digipeat2014年11月03日 07時46分

07:15-07:25JST, 3 Nov 2014, Ele 33 WS-E-EN, 145.825MHz 1200bps AFSK
久しぶりに JA5BLZ局との交信成立です。FCDは受信にはパーフェクトなのですが
送信となると、やはり無線機です。 TS-790S(KENWOOD) の動作確認もできました。
修理部品がとっくになくなっているので、慎重に扱っていかなければなりません。
送受信UISSソフトの動作もパーフェクトです。仰角が低めだったので、受信音が
以前より弱めでした。

FM_NHK(81.9MHz) 横浜放送局受信2014年11月03日 19時17分

FM_NHK 横浜放送局(81.9MHz) 2014年11月3日 19:00JST受信

SDR#の "Filter bandwidth" を 100000Hz 以上にすると、ノイズがほとんどなく
人間の声として、音楽も綺麗に聞こえてきます。 FCD は、144帯アンテナに接続
しました。SPROUT digitalker もこの設定で聞けるはずです。そのままの設定で
SSTV信号を受信できるか実験をしてみます。

TSUBAME 打ち上げ情報2014年11月04日 19時31分

(C)Tokyo Institute of Technology

TSUBAME, Tokyo Institute of Technology, 東京工業大学
Launch on 30 November 2014, 07:40 UTC, Dombarovsky SC, Russia
Telemetry 437.505MHz 1200bps AFSK, CW 437.250MHz

この打ち上げ情報は、由緒あるロシアの衛星サイトZarya によるもので、現段階
で、11月30日 打ち上げとなっていますが、11月6日という説もあり、まだ確定さ
れたものではありません。以前、Zarya および TSUBAME関係の方に、この情報を
掲載する許可を得ています。

TSUBAME の他、ASNARO-1, ChubuSat-1, Hodoyoshi-1, QSAT-EOS 各衛星が同時に
打ち上げられます。詳細は下記URLをご参照ください。次は、TSUBAME管制サイト
からの情報です。

> TSUBAME は、2014年11月初旬にウクライナから Dneprロケットにより打ち上げ
> られ、高度約500kmの太陽同期軌道へ投入される予定です。2014年11月4日現在
> で予想される TSUBAME のTLEを掲載します。 このTLEは、現段階のものであり
> 変更される可能性があります。

TSUBAME will be launched into a 500km sun-synchronous orbit as a piggyback
satellite onboard a DNERPR rocket in late 2014. This is the estimated TLE
of TSUBAME at 3 November 2014.

TSUBAME
1 99999U          14310.32625444  .00000779  00000-0  51437-4 0 00004
2 99999 097.4574 029.7895 0049163 177.7821 352.1497 15.06489506000015



http://gsas.mes.titech.ac.jp/ssp/tsubame/opeblog/
http://lss.mes.titech.ac.jp/ssp/tsubame/chat/chat.php
http://www.asahi-net.or.jp/~ei7m-wkt/numbr731.htm
http://www.asahi-net.or.jp/~ei7m-wkt/numbr840.htm
http://www.ne.jp/asahi/hamradio/je9pel/tsubame1.htm
http://www.ne.jp/asahi/hamradio/je9pel/dneprs20.htm

TSUBAME Launch on 6 Nov 20142014年11月04日 20時51分

TSUBAME の打ち上げ日時は、2014年11月6日 07:35-07:40UTC頃に、ほぼ確定して
いるようです。管制局が公開している TLE を解析して判明しました。 TLE 元期
の 14310.32625 を換算すると、2014年11月6日07時49分48秒UTC となりました。
元期の換算には、自作Excelファイル "30804yur.xls" を使いました。 この自作
ファイルを作った時、ユリウス日とか, グレゴリオ暦法とか, シリアル値とか,
その時いろいろ調査して作った覚えがあるのですが、今すぐは思い出せません。
自分で付けたファイル名から、昨年2013年8月4日にバージョンアップしたことは
わかります。詳細は、My_HP No.802 「元期 簡易計算法」 を参照してください。
My_Excelファイルも、ここにリンクを張っておきます。自由にお使いください。

【訂正】30804yur.xls は、2013年専用でした。 2014年用を今開発中なので、
    しばし、お待ち下さい。

http://www.asahi-net.or.jp/~ei7m-wkt/numbr802.htm
http://www.ne.jp/asahi/hamradio/je9pel/30804yur.xls

Simple Calculator of Epochtime2014年11月04日 22時54分

元期簡易計算法を、2014年用(41104yur.xls) に改定しました。セル内の数式で、
41274 の部分に 2013年分の 365日を加えて、41639 にしただけですが、これで
2014年の元期を換算できます。あと2ヶ月ですが、この Excelファイルを使って
換算してください。 Epochtime 14310.32625 は、先ほどと同じ 2014年11月6日
07:49:48UTC となりました。(間違ってなくて良かった…)  41104yur.xls は、
外国局も使えるように、英語版にしました。 来年2015年は、またその時に改定
します。要は、前年の日数(平年なら 365、閏年なら 366) を、4万… に加える
だけです。A7セルで、小数点以下の桁数を 8桁表示にするのを忘れていました。
これに改定した 41105yur.xls にリンクを張り直しました。
http://www.ne.jp/asahi/hamradio/je9pel/41105yur.xls

Internet Trouble2014年11月05日 20時23分

今、インターネットに繋がらなくて一瞬青ざめました。最初、PCモデムの不調を
疑いましたが、別のスペアPCでも繋がらないことから、この時点でルーター or 
光ファイバー機器の不調であることがわかりました。以前、同じようにインター
ネットに繋がらなかった時は、ファイバー線自体の切断により、機器のランプが
赤点滅していましたが、今回は緑点灯で正常を表しています。試しに機器の電源
を ON/OFF してみたところ、やっとインターネットに接続できたので、一安心し
ました。冷や汗ものです。こんなことがあるのですね。普段、どれだけインター
ネットに依存しているのか良くわかりました。インターネットで全世界に開けて
いて、ようやく精神の安定が得られています。 なにしろ、昼間仕事で8時間、夜
は自宅で6時間は PC, Rig に向かっていますから。

ところで、昨日投稿した My_Excelファイル "Simple Calculator of Epochtime"
ですが、A7セルで小数点以下の桁数を 8桁表示にするのを忘れていました。計算
結果に影響はありませんが、これに改定した本日付けの 41105yur.xls にリンク
を張り直しました。 http://www.ne.jp/asahi/hamradio/je9pel/41105yur.xls

※インターネットトラブルの原因がわかりました。ポストに次のようなチラシが
 入ってました。こんなことがあるのですね。もっと早く気が付いていれば・・・

             電話工事のお知らせ

  日頃、○○○回線をご利用頂きまして、ありがとうございます。
  メタル・光ケーブル張替え工事の為回線の切り替え工事を行ないました。
  ご不明な点がございましたら下記にご連絡宜しくお願いします。

  工事後、インターネット、光電話サービスがご利用できない場合は
  光回線終端末装置(ONU/MC) 及びルーターの電源の入れ直し、再接続を
  お願い致します。

  ご迷惑をおかけ致しました、ご協力ありがとうざいます。

Dnepr(RS-20) Launch on 6 Nov 20142014年11月05日 22時28分

ASNARO-1, ChubuSat-1, Hodoyoshi-1, QSAT-EOS, TSUBAME を積んだ Dnepr(RS-20)
の打ち上げが、Launch on 6 November 2014, 07:40 UTC, Dombarovsky SC, Russia
と決定されました(Zarya)。 もう一度、おさらいしておきます。

Satellite      Uplink     Downlink    Beacon    Mode
ChubuSat-1     145.980    437.485    437.485    1200bps,9600bps
Hodoyoshi-1       .       467.674       .       1000bps Unknown
Tsubame           .       437.505    437.275    1200bps AFSK,CW

http://www.asahi-net.or.jp/~ei7m-wkt/numbr731.htm
http://www.asahi-net.or.jp/~ei7m-wkt/numbr840.htm
http://www.ne.jp/asahi/hamradio/je9pel/tsubame1.htm
http://www.ne.jp/asahi/hamradio/je9pel/dneprs20.htm