Arduino(アルドゥイーノ)2014年01月30日 19時50分

JE1CVL局Blogに掲載されているこの単語は、ArduSat-1,X,2 各衛星名の基にもな
っていますね。ところで、ArduSat-1,X、および PicoDragon衛星の大気圏再突入
が 3月~5月頃と、JA0CAW局により計算されました。また、寂しいニュースです。
ISS放出機構は 技術的にも価格的にも優れた方法ですが、デメリットを一つ上げ
るとすれば衛星の宇宙遊泳期間が約半年間と短いことが挙げられます。地表高度
約400km から放出されることが理由ですが、開発期間の長さ・衛星ミッションの
目的から半年間の寿命というのはどうしても短すぎます。せっかく苦労して打ち
上げたのですから、もう少し宇宙に長くいてほしいなー。

コメント

_ JG1LDV白子 ― 2014年01月31日 10時11分

ご無沙汰しております。
相変わらずのご活躍に敬意を表します。Cubesatはじめ超小型衛星のフォローなど多くの情報と現状を把握するに貴Blobを拝見させていただいております。ありがとうございます。
さて、ISS放出衛星の在り方についてご希望がありましたが、別の側面(デブリ対策)もあろうかと思い、過去の拙文(下記URL)でありますがご高覧いただければ幸いです。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~gshirako/engineer.html#宇宙のゴミ
http://www.soranokai.jp/pages/debris_symposium.html
http://www.soranokai.jp/pages/smallsat_H2B.html
以上

_ JE9PEL/1 ― 2014年01月31日 16時53分

JG1LDV 白子様、貴重な原稿の紹介をありがとうございます。
以前から貴HPを拝謁し、事後承諾になりますが、My_HP でも
何度も引用させていただいたりしておりました。ご紹介の記事
もまた改めて精読させていただきました。

約半年間という限られた期間内で目的のミッションを計画的
に完遂し、その後は自然に任せて大気圏消滅させる、という
ことも見方によってはむしろ望ましいのかもしれません。

打ち上げ高度が高いとミッション終了後も長期間周回し続け
ることになるので、自発的に高度を下げる工夫が新たに必要
になります。あるいは、どこかの衛星のアイデアにあったよ
うに、網を広げて他のデブリを回収するなどということも考
えられます。

普通はデブリ=ゴミという感覚ですが、衛星関係者にとって
は、ミッション終了の停波後もデブリとして宇宙に永遠に漂
って記憶と想像の中にずっと生き続けてほしいという願いも
あるのではないかと思います。デブリが少ないうちはこれも
可能かもしれません。

今後、キューブサットがますます多く打ち上げられるように
なると、ミッション終了後、衛星をどのようにするのかとい
うことも真剣に考えていかなければならないですね。

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