http と https の混在2013年09月20日 21時07分

URL が、https:// から始まる SSL (Secure Sockets Layer)プロトコルのページ
を IE で開こうとすると、次のようなコンテンツの混在を知らせるセキュリティ
警告メッセージが表れる場合があります。これは、そのページに http と https
が混在していることが原因です。HTTPS (Hyper Text Transfer Protocol Secure)
は、コンピュータと Webサーバー間でやり取りされる情報に新たに保護レイヤが
追加され、HTTPよりも安全性が強化されています。

 

この警告メッセージを避けるには、http と https を混在させないことですが、
もし混在している場合には、好ましい方法ではないのですが、次の設定をすると
対症療法としてこのメッセージを避けることができます。

  ツール → インターネットオプション → セキュリティ →
  レベルのカスタマイズ →  「混在したコンテンツを表示する」
  の項目の 「有効にする」 にチェックを入れる。

ところで、YouTube動画の埋め込みコードをよく見ると、

  src="//www.example.com/・・・・・

と文頭に http や https が付いていない場合があります。これは、http または
https を あえて省略することによって、そのページが HTTP接続でも HTTPS接続
でも、自動的に現在のプロトコルに合わせて読み込み、どちらのプロトコルでも
ブラウザの警告メッセージが表示されないようにしているのです。

しかし、場合によっては src="//・・・ の方法では動画そのものを認識しない時が
あります。その時は src=" と //・・・ の間に、http: または https: を追加する
と動画を認識するようになります。 昨日の図では、https: を追加して埋め込み
コードをコピーしています。

なお、IE では次の警告メッセージが表示される場合があります。これは、IE の
セキュリティの設定でこのメッセージを表示しないようにできます。 IE の次回
の起動からこの設定は有効となります。



  ツール → インターネットオプション → 詳細設定 → セキュリティ →
  「マイコンピュータのファイルでのアクティブコンテンツの実行を許可する」
  にチェックを入れる。

また、セキュリティ証明書に関係する次のようなエラーメッセージが表示される
場合もあります。これは相手のサーバー側の証明書の使用に何らかの問題がある
ためであって、IE に問題があるわけではありません。IE の証明書チェック機能
はオフにすることはできません。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
Tropical fish?

コメント:

トラックバック