SumbandilaSat 続報2008年11月13日 18時29分

これは公式発表である。 南アフリカ共和国の第二の衛星 SumbandilaSat は、
今年12月から来年3月 の間に、ロシア・バイコヌール宇宙基地から打ち上げら
れる。(注.第一の衛星は、SUNSAT-1 (SO-35), University of Stellenbosch.
この Sumbandila は、南アフリカ現地語の Tshivenda 語で「探検者」の意味)

バイコヌール宇宙基地は、世界最初の人工衛星、Sputnik-1 が発射された基地
である。ロシアの打ち上げロケットを使用するすべての宇宙ステーション飛行
は、バイコヌールから打ち上げられる。バイコヌールはさらに、プロトンロケ
ットを打ち上げられるロシア唯一の射場で、そこは Zarya、つまり宇宙ステー
ションの最初の機材発射のためにも使われた。

バイコヌールという名前は誤解を招きやすい。旧ソ連は、そのロケット集合体
の位置を述べるために、小さな鉱山都市バイコヌールの名前および座標を使用
した。実際の発射施設は、カザフスタンのチュラタム(Tyuratam)の近くにある
鉱山都市の約322km 南西にある。この誤報は、発射施設の実際の位置を隠すた
めに故意に行われた。本当の位置は今知られているが、発射施設はまだバイコ
ヌールと呼ばれている。

SumbandilaSat は最初、ロシアの潜水艦から Sthilロケットで発射する予定で
あったが、ロシアの様々に関連する政治問題により計画は異常な形で終わった。
そして、DST(Department of Science and Technology) は、新たな発射機会の
模索を始めた。ロシア外交により契約を尊重しながら打ち上げをバイコヌール
に変更することになった。

SumbandilaSat は、既に梱包が解かれた。打ち上げロケットに設置するために
ロシアに移送される前に、(南アフリカ共和国) Stellenbosch の SunSpace で
試験が続けられている。 射場のエンジニアたちは、ロケット上の Sumbandila
構造を提供するための特殊アダプターリングを準備している。

http://www.amsatsa.org.za/index.htm

SEEDS-II sensing data2008年11月13日 20時46分

本日(11/13)午前のパスから、FMパケット(437.485MHz) でのセンシングデータ
のダウンリンクが開始されています。本日夜20時半のパスでも定期的に強力な
信号が発信されていました。
http://forth.aero.cst.nihon-u.ac.jp/d/SEEDS.php?itemid=1386