CUTE-1.7+APDII 1.2GHz 運用実験2008年07月01日 22時05分

が昨日(6/30)実施されました。Uplink周波数: 1267.600MHz GMSK(9600) ですが
現在は実験中のため管制局のみの Uplink となっています。 いずれアマチュア
衛星局にも一般公開されますが、それまでは Downlink を受信して 協力体勢を
とりましょう。 その Downlink周波数は 437.475MHz GMSK(9600) ですが、まれ
に、AFSK(1200) もありうるということです。どちらの場合も事前に管制局から
広報されますが、ここでも告知いたします。

APD長期観測、および SRLL情報2008年07月02日 06時53分

いよいよ、APD 長期観測が始まりました。また、CUTE 独自プロトコルの SRLL
Ver2.0 についての情報が公開されました。
http://lss.mes.titech.ac.jp/ssp/cute1.7/srll_tnc.html

AO-51, GO-32 digital mode2008年07月02日 19時50分

 
本日(7/2)現在、AO-51 も GO-32 もデジタルモードで運用しています。

スタンフォード大学 地上局調査2008年07月03日 18時53分

Stanford Cubesat Ground Station Survey
過去に、キューブサット Opal や QuakeSat を作成したスタンフォード大学が
各局に地上局調査を依頼しています。http://www.amsat.org/amsat-new/news/
さっそく協力しました。
The survey is located at:
URL: http://ssdl.stanford.edu/gs_survey/
User: gs
Password: stanford
Institution - just use your callsign

AO-51 の 7月の予定は、digital full schedule です。目一杯デジタルで遊ぶ
ことが出来ます。 http://www.amsat.org/amsat-new/echo/ControlTeam.php

Opal, QuakeSat2008年07月03日 22時45分

ちょっと調べてみました。

Opal (OO-38)
Bus Height (without antennas): 23.5 cm (9.25 in)  
Boom Length: 10 cm (4 in)  
Outside Radius: 21.0 cm (8.25 in)  
Mass: 23.1 Kg (51 lb.)  
Volume Envelope: 27,300 cm3 (1660 in3)  
Usable Volume: 21,300 cm3 (1300 in3)
http://ssdl.stanford.edu/opal/

QuakeSat
Length: 10 cm * 10 cm * 30cm
Payload boom: 0.701 m
Solor Panel: 330 mm * 86 mm * 4
Power: 7.90 - 19.05 W
       2.8 W (min), 12.6 W (peak)
Mass: 4.5 kg (3 kg)
http://www.quakefinder.com/services/quakesat-ssite/
http://insa.netquire.com/docs/Lessons_Learned_Fina.pdf

SRLL Ver2.02008年07月04日 19時54分

発注しておいた「秋月電子通商 AKI-H8/3048F マイコンボード」が届きました。
箱を開けてみると、表面実装部品の取り付けは半田付け済みということですが、
アセンブラや書き込み用ソフトの他に、何やら細々(こまごま)した部品もたく
さん入っています。FSKの復調に必要なモデム ICチップの件ですが、現在では
ほとんど入手不可能なようなので、既存の TNC から直接 信号を引き出すこと
を考えていました。同梱の解説書や、各局の Webをざっと見て難しく、何だか
私の手に負えないような気がしてきました。早々、挫折の気分です。

AAUSAT-II MSK2008年07月05日 19時12分

AAUSAT-II MSK は、日本ではほとんど受信報告の無い 未知の衛星ですが、もっと
広まってほしいですね。 関心の薄いわけは、信号強度が非常に弱く、デコードに
耐え得る明瞭な信号が録音し難いことにあります。 まずは、自局の耳をよくする
必要があります。

My_HP No.574 にもありますように、「msk.exe」が開発される前は、デコードす
るために非常にマニアックな手法が必要でした。「msk.exe」においても、明瞭な
録音ファイルがないと、最終解析結果の「beacon.txt」まで辿り着けません。

今回、JA0CAW 局により、「msk.exe」を使用するための解説PDFファイル」が
一般公開されました。My_HP No.574 とセットで読まれると、完璧な「MSK解説書」
になると思います。

http://ja0caw-je0mzi.mo-blog.jp/syumi/files/aausat.pdf
http://ja0caw-je0mzi.mo-blog.jp/syumi/2008/07/h2075_aausat_5380.html
http://www.asahi-net.or.jp/~ei7m-wkt/numbr574.htm

SRLL プロトコル2008年07月06日 10時42分

この連載が始まりました。私も考えていたのですが、なかなか良い記事なので、
しばらくの間、他人の褌(ふんどし)で相撲を取らせていただきたいと思います。

JE1CVL Blog: http://heiseiturezuregusa.blog.ocn.ne.jp/a/ より引用
① http://heiseiturezuregusa.blog.ocn.ne.jp/a/2008/07/post_aec7.htmlhttp://heiseiturezuregusa.blog.ocn.ne.jp/a/2008/07/post_71bc.html
                               続く...

CUTE-1.7+APDII 運用スケジュール2008年07月06日 10時46分

新しいページが公開されました。
運用計画および運用結果が一望でき、なかなかグッドです。
http://lss.mes.titech.ac.jp/ssp/cute1.7/operationschedule.html

AAUSAT-II MSK decoded2008年07月06日 20時17分

本日(July 6) 19:26JST のパスは低仰角 10度でしたが、クリアだったためか
msk.exe を使って 1パケットをデコードすることができました。JA0CAW 局の
指摘にもあるように、受信周波数が +7kHz となっています。

Downlink telemtry specs: 
callsign OZ2CUB
437.425 MHz FFSK/MSK (currently +7kHz (437.432MHz))
1200-9600bps (1200 standard)
AX.25 FM CW TLM (only in safe mode)
http://aausatii.space.aau.dk/eng/