理由があって太陽の軌道要素を探していました。人工物の衛星と違って自然の中
の星々は異なる形式の軌道要素で表記されているものと思っていましたが、太陽
も TLE(Two Line Element) で表現できるのですね。次の TLE は、1995年時点の
ものですが、太陽数十億年の歴史の恒星でもあるので、これで問題ありません。
Calsat32でも現時点の太陽の位置と、ほぼ完全に一致することを確認しました。
金星や土星などの惑星の TLE も、探せばあるかもしれません。
SUN
1 00001U 00 0 0 95080.09236111 .00000000 00000-0 00000-0 0 0017
2 00001 023.4400 000.0000 0000000 282.8700 075.2803 00.00273790930019
なお、PIC-NIC に連動する Calsat32 には、最初から太陽を含む惑星を自動追尾
する機能が備わっていますので、苦労して惑星TLEを探し出す必要はありません。
http://homepage1.nifty.com/aida/jr1huo_calsat32/Question.htm
> Q.月と太陽のアンテナ追尾は出来るのでしょうか。
> A.CALSAT32には、衛星、太陽、月、金星、火星、木星、土星について
> 方位角と仰角を計算し、アンテナの追尾機能が組み込まれています。
> アンテナコントロールパネルを開くと、初期状態では衛星を追尾する
> 設定になっていることが判ると思います。太陽、月、惑星については
> 選択ボタンがありますが、CALSAT32 のメインフォームで、これらが
> 非表示になっていると、ボタンが無効になります。太陽を追尾したい
> 場合には太陽の方位,仰角,距離を表示するパネルを開いて、アンテナ
> コントロールパネルの選択ボタンを有効にした後、アンテナ制御対象
> として選択して下さい。