NO-44 スプリット交信方法2010年03月26日 20時09分

NO-44 は、中心周波数 145.827MHz FM simplex でドップラー偏移も少ないので、
送信受信周波数をこのまま設定してデジタル交信ができますが、そのドップラー
偏移を送信受信周波数に厳密に適用して、次のように無線機をスプリット設定に
しておくと、デジタル交信がよりしやすいかと思います。




KENWOOD TS790S
最初に SPRIT ボタンを押し、SPRIT表示しておく。
MAIN ディスプレイに周波数を下記のように手動設定する。
実際は、AOS->TCA->LOS にかけ連続的に周波数を設定する。




AOS時
 1. A VFO に送信周波数を設定。 "A VFO, 145.824MHz"
 2. VFO B に受信周波数を設定。 "VFO B, 145.830MHz"
 3. MAIN ディスプレイを "VFO B, 145.830MHz" にしておく。
 4. PTT 動作で、瞬間的に送信周波数 "A VFO, 145.824MHz" になる。
 5. その直後に、自動的に受信周波数 "VFO B, 145.830MHz" に戻る。

  


TCA時
 1. A VFO に送信周波数を設定。 "A VFO, 145.827MHz"
 2. VFO B に受信周波数を設定。 "VFO B, 145.827MHz"
 3. MAIN ディスプレイを "VFO B, 145.827MHz" にしておく。
 4. PTT 動作で、瞬間的に送信周波数 "A VFO, 145.827MHz" になる。
 5. その直後に、自動的に受信周波数 "VFO B, 145.827MHz" に戻る。

  


LOS時
 1. A VFO に送信周波数を設定。 "A VFO, 145.830MHz"
 2. VFO B に受信周波数を設定。 "VFO B, 145.824MHz"
 3. MAIN ディスプレイを "VFO B, 145.824MHz" にしておく。
 4. PTT 動作で、瞬間的に送信周波数 "A VFO, 145.830MHz" になる。
 5. その直後に、自動的に受信周波数 "VFO B, 145.824MHz" に戻る。