PICNIC #32009年10月08日 17時34分

《 PC, PICNIC 間の接続実験》

1.PC の設定

 (1) スタート - コントロールパネル - ネットワーク接続 - ローカルエリア接続
      - プロパティ - インターネットプロトコル(TCP/IP) - プロパティ
      - 最初、「IPアドレスを自動的に取得する」にチェックが入っているので、
        これを「次の IP アドレスを使う」にチェックし直し、次を入力する。
        (インターネット接続に戻したい時は、チェックを元に戻す。)

 (2) IPアドレス       192.168.0.1
     サブネットマスク    255.255.255.0
     デフォルトゲートウェイ (空欄)


2.PICNIC 基板の通電

 (1) PICNIC と PC を LANクロスケーブルで直結
    (HUB 経由の場合は双方ストレートケーブル)
 (2) 電源ON
 (3) 緑LED が点灯する
    (黄LED は LAN からのデータ受信で時々点滅する)

 


3.ping による PC, PICNIC 間の通信

 (1) スタート - すべてのプログラム - アクセサリ - コマンドプロンプト
 (2) PICNIC の IPアドレス 192.168.0.200 に、ping を通す。

     C:\・・・>ping 192.168.0.200

 (3) 次のような表示が出れば、接続動作確認完了。

 


4.http プロトコルによる PC, PICNIC 間の通信

 (1) web ブラウザ (インターネットエクスプローラ) を立ち上げる。
 (2) アドレス欄に、次を入力する。

     http://192.168.0.200/

 (3) 次の画面が出れば、PICNIC 内容確認完了。

 

  ※(補足)
    自局では最初、画面に次の表示が出て先に進めませんでした。
    
    「要求された Web ページは、オフラインでは接続できません。」
    
    そこで、IE - ツール - インターネットオプション - 接続 とすると
    最初、「通常の接続でダイヤルする」にチェックが入っていたので、
    「ダイヤルしない」にチェックし直したところ、画面に上記内容確認が
    表示されました。それでも H/L ボタンを押すと、「要求された・・・」
    の表示が相変わらず出ます。これ以上先に進めなかったので、ここは
    これで良しとしました。
    (インターネット接続に戻したい時は、チェックを元に戻す。)


5.CALSAT32 からの制御確認

 (1) CALSAT32 を立ち上げ、適当な衛星を選択する。
 (2) コントロール - アンテナ - 「コントロールパネルの設定と変更」
     をクリックして、次の表示が現れることを確認する。

 


 (3) コントロール - アンテナ - 「コントロールパネルを開く」
     の中の紫色の矢印は、次の LED に対応していました。

     LED4  LED5  LED6  LED7
      →    ←    ↑    ↓
     (右)  (左)  (上)  (下)

  

本日(10/8)の実験はこれで終わり。

SOHLA-1 運用終了2009年10月08日 19時42分

10月10日 午前0時36分の交信をもって、SOHLA-1 の運用が終了するという広報
がありました。思い入れのある衛星で、真に寂しいかぎりです。何事にも最後
はあるものなので仕方がないですね。これまでの経験を今後に生かしてほしい
と思います。管制局の皆様、いろいろとありがとうございました。最終パスの
信号音は、しっかりと聞いておこうと思います。

http://www.sssrc.aero.osakafu-u.ac.jp/HP_M/資料/まいど1号の運用終了について.pdf

携帯から書き込みテスト2009年10月09日 14時37分

ドコモコネクションマネージャーから書き込みテスト中。
これで外出先から携帯経由で書き込みができる!!
※でも、この2行で別料金\400 かかった.....

PICNIC #42009年10月09日 20時55分

《インターフェース製作》

当初、次のように考えていました。

                                              CX500-KR400  (水平)
             LAN            RS232C         /
    PC     ======= PICNIC ========== CS232
(CALSAT32)  クロス          クロス         \
                          9♂   25♂          CX500-KR500A (仰角)


RS232C の部分を実験してみて、PICNIC から RS232C 経由では、KR400, KR500A
を制御できないことがわかりました。さらに PICNIC, CS232, CX500 の回路図を
じーっと眺めていて、やはり、「★ PICNIC用 衛星追尾用アンテナローテーター
コントロールボードキット」を使うことで、アンテナ自動制御が実現することに
気付きました。概念としては次のとおりです。

                                                       CX500-KR400  (水平)
             LAN          ★キット                  /
    PC     ======= PICNIC ======== インターフェース
(CALSAT32)  クロス                                  \
                                                       CX500-KR500A (仰角)


つまり、RS232C と CS232 は取り払い、その代わりに★キットの CNT2 コネクタ
と 2台のアダプタ CX500 のコントロール端子を結ぶインターフェースを製作す
ればよい ということです。このコントロール端子は次の5ピンからなります。

  AZ(水平)用 CX500      EL(仰角)用 CX500    備考

 ①茶 RIGHT回転制御端子   ①茶 UP回転制御端子   アースと接続
 ②赤 LEFT回転制御端子   ②赤 DOWN回転制御端子  アースと接続
 ③黄 未使用        ③黄 未使用
 ④緑 角度検出端子     ④緑 角度検出端子    0~5[V]
 ⑤青 アース端子      ⑤青 アース端子

PICNIC の CNT2 コネクタは次の7ピンからなります。

 ①H.IN
 ②V.IN
 ③GND
 ④R.OUT
 ⑤L.OUT
 ⑥U.OUT
 ⑦D.OUT

従って、PICNIC CNT2 と 2台の CX500 を結ぶ接続ケーブルを、次のように製作
すればよいことになります。

 PICNIC CNT2      CX500 AZ     CX500 EL

 ①H.IN --------- ④緑
 ②V.IN ---------------------- ④緑
 ③GND ---------- ⑤青 ------- ⑤青
 ④R.OUT -------- ①茶
 ⑤L.OUT -------- ②赤
 ⑥U.OUT --------------------- ①茶
 ⑦D.OUT --------------------- ②赤

SOHLA-1 Last Pass2009年10月10日 01時17分

磁北と真北2009年10月10日 10時21分

ローテーターを設置する際は一般的に「北」を基点(起点)にとりますが、地図上
の北極点の方向の「真北」と、コンパスの針が指すN極の「磁北」とは偏差があ
り、日本の場合は「磁北」は西に傾いています。横浜では約7度です。道路地図
などを眺めるような時はあまり意識する必要はないのですが、地形図やコンパス
を頼りに登山をする時には遭難にも関わる重要なことです。そこで、あらかじめ
地形図に磁北線を何本も引いておいたりします。アンテナを設置する際も注意を
する必要があります。ビームの鋭い指向性アンテナを、磁石を使って「真北」を
決める際、この偏差を考慮しなければなりません。

                      登山用磁石
  

国土地理院
http://vldb.gsi.go.jp/sokuchi/
http://vldb.gsi.go.jp/sokuchi/magnet/declination.html
http://vldb.gsi.go.jp/sokuchi/geomag/images/menu_04/henkakuitiran2000.jpg

漁港2009年10月11日 16時12分

横須賀市長井漁港

 

 
そば湯割、もつ煮込み、冷や奴、あじフライ定食 ・・・ もぉっ、最高!

XI-V CW解析 #12009年10月12日 07時07分

AC4AV 局が 10月10日に受信した XI-V のデータを、管制局が開発した
'XIV_CW_Converter.exe' を使って解析してみました。

XIV1 BFD182
XIV2 04B80045
XIV3 365392
XIV4 010101013601
XIV5 927C85A49C74
XIV6 92E849943A
XIV7 LETS-GO-TO-SPACE-EVERYONE



XI-V CW解析 #22009年10月12日 07時43分

同じデータを、DK3WN, Mike 氏が開発した 'xiv.exe' にかけてみました。
当然ながら、同じ解析結果でした。

XI-V OBC Time      : 145d 11:56:50
=======================================================================

Solar Curr +X      :  5.10    mA        Panel Temp +X      :  20.47   C   
Solar Curr -X      :  4.70    mA        Panel Temp -X      :  7.23    C   
Solar Curr +Y      :  4.11    mA        Panel Temp +Y      :  12.15   C   
Solar Curr -Y      :  5.60    mA        Panel Temp -Y      :  29.59   C   
Solar Curr +Z      :  130.91  mA        Panel Temp +Z      :  26.83   C   
Solar Curr -Z      :  7.21    mA        Panel Temp -Z      :  2.33    C   

RSSI (XIV2)        :  1.299   V         RSSI (XIV6)        :  1.092   V   
Volt Battery*      :  4.07    V         Volt Battery       :  4.09    V   
Volt Solar Array*  :  6.26    V         Volt Solar Array   :  5.16    V   
Temp Battery*      :  26.40   V         Temp Battery       :  20.83   C   

Uplink Counter     :  4       
Camera Counter     :  0       
SEL Counter        :  0       
Antenna            :  DEPLOYED
CW Duty            :  LARGER  
Start Cause        :  TIMER   
Charge Status      :  STOP    
OBC Survival       :  ALIVE   
TX TNC Survival    :  WAITING