《インターフェース製作》
当初、次のように考えていました。
CX500-KR400 (水平)
LAN RS232C /
PC ======= PICNIC ========== CS232
(CALSAT32) クロス クロス \
9♂ 25♂ CX500-KR500A (仰角)
RS232C の部分を実験してみて、PICNIC から RS232C 経由では、KR400, KR500A
を制御できないことがわかりました。さらに PICNIC, CS232, CX500 の回路図を
じーっと眺めていて、やはり、「★ PICNIC用 衛星追尾用アンテナローテーター
コントロールボードキット」を使うことで、アンテナ自動制御が実現することに
気付きました。概念としては次のとおりです。
CX500-KR400 (水平)
LAN ★キット /
PC ======= PICNIC ======== インターフェース
(CALSAT32) クロス \
CX500-KR500A (仰角)
つまり、RS232C と CS232 は取り払い、その代わりに★キットの CNT2 コネクタ
と 2台のアダプタ CX500 のコントロール端子を結ぶインターフェースを製作す
ればよい ということです。このコントロール端子は次の5ピンからなります。
AZ(水平)用 CX500 EL(仰角)用 CX500 備考
①茶 RIGHT回転制御端子 ①茶 UP回転制御端子 アースと接続
②赤 LEFT回転制御端子 ②赤 DOWN回転制御端子 アースと接続
③黄 未使用 ③黄 未使用
④緑 角度検出端子 ④緑 角度検出端子 0~5[V]
⑤青 アース端子 ⑤青 アース端子
PICNIC の CNT2 コネクタは次の7ピンからなります。
①H.IN
②V.IN
③GND
④R.OUT
⑤L.OUT
⑥U.OUT
⑦D.OUT
従って、PICNIC CNT2 と 2台の CX500 を結ぶ接続ケーブルを、次のように製作
すればよいことになります。
PICNIC CNT2 CX500 AZ CX500 EL
①H.IN --------- ④緑
②V.IN ---------------------- ④緑
③GND ---------- ⑤青 ------- ⑤青
④R.OUT -------- ①茶
⑤L.OUT -------- ②赤
⑥U.OUT --------------------- ①茶
⑦D.OUT --------------------- ②赤