ドップラーシフト2009年01月03日 20時19分

CO-65 9k6 L/U のアクセスは、皆様すでにやられているところですが、
ドップラーシフトを考慮することが必要です。特に、L帯 はシフトが
大きいので、自局のように手動で周波数合わせをする場合は忙しくて
大変ですが、毎日アクセスしていると、次の対応表を覚えていなくて
も、瞬時に暗算ができるようになります。 例えば、受信 437.480MHz
の時は、TCA の中心周波数から +5kHz だから3倍して 15kHz、これを
L帯の中心周波数の 1267.600MHz から引き算して 1267.585MHz、そし
て、CO-65 の場合はさらに +3kHz するとよいということなので 結局
送信 1267.588MHz に確定。というような暗算(瞬時に1秒ほどで暗算)
を、衛星が飛来している約15分の間、常に頭を働かせて計算しながら
Up/Down 両方の周波数合わせを手動で行っています。自局ではその間
アンテナの向き調整も手動です。

 Uplink     Downlink
 1267.573   437.484  AOS
 1267.579   437.482
 1267.585   437.480
 1267.591   437.478
 1267.600   437.475  TCA
 1267.609   437.472
 1267.615   437.470
 1267.624   437.468
 1267.627   437.466  LOS

JE9PEL>APRS,JQ1YTC* [01/03/09  20:07:53] <UI R>::SAT      :Hello via CO-65 9k6
JA0CAW>CQ,JQ1YTC* [01/03/09  20:08:00] <UI>::SAT      :GE ALL
JE9PEL>APRS,JQ1YTC*,qAS,JH1BCL-1::JA0CAW   :Hello via CO-65 9k6