TCM3105 実験大成功2008年07月30日 21時14分

やっと TCM3105 の実験に成功しました。修正回路は昨日紹介した KC4KLM局
のものです。この回路図の MAX202E は、AKI-H8/3048F に置き換えて下さい。
以前の回路から修正した点を次に述べます。

  1ピンは 1uF を削除。
  2ピンは 10kΩと 22kΩを逆に付け替え。
  4ピンの保護回路は削除。
  7ピンの半固定抵抗は、10kΩから 100kΩ(16Turn) に差し替え。
 10ピンの半固定抵抗は削除。(残すべき?)
 11ピンの半固定抵抗は 5kΩから 10kΩに差し替え、さらに
  その前後に 0.1uF のコンデンサーを接続。
 15ピン, 16ピンのクリスタルの右隣りのコンデンサーを
  それぞれ 20pF に差し替え。

さらに、重要なポイントを次に述べます。 7ピンの RX Bias についてです。
自局の TCM3105 では、電圧 2.1V が最適値でした。この電圧値で サンプル
サウンドの 7個のデータのうち、上図のように 5個 がデコードできました。
デコード率 約70%です。1号機 FX614 の 100%には及びませんが、TCM3105
においては大改善といえるでしょう。 なお蛇足ですが、7ピンの電圧の計り
方は、基板の電源 ON にして、テスターの赤(+)を 7ピンに、黒(-)を基板の
GRD に当てると針が振れますので、それを読み取ります。

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