SuitSat を聞く方法2006年02月08日 20時52分

件名:SuitSat を聞く方法、およびテレメトリ受信法
 How to Hear SuitSat, and save telemetry [amsat-bb:90764]
送信者:Miles Mann / WF1F, MAREX-MG, http://www.marexmg.org
 MAREX-NA (Manned Amateur Radio Experiment, North American Division)
日時:2006年 2月8日 6時8分(JST)

ISS(国際宇宙ステーション) アマチュア無線状況:2006年 2月6日

SuitSat-1 は、先週の金曜日 2006年2月3日 (日本時間2月4日 8時2分) に
スケジュールどおり打ち上げ(放出)された。 アンテナシステムの問題により
送信電力の 500 ミリワットの全てはアンテナへ送出されていない。この送信
電力損失の正確な原因はわからない。 ともかく、SuitSat-1 からの信号を
コピーすることは、大変難しい。 SuitSat-1 の送信機とコントローラは、まだ
動作している。音声メッセージ、テレメトリ、および SSTV 画像は、9分ごと
のサイクルで、まだ送信されている。 このダウンリンクをコピーすることは
ほとんどの局において大変微弱すぎる。もし 貴局がアンテナ追尾システム
を持っていて SuitSat からの確かなテレメトリ情報を得ることができるなら、
我々はそれを聞いてみたい。

特に次のものを必要としている。

温度:数分ごとに温度を音声として送信している。
バッテリー電圧:これは 28 ボルトの尺度である。
このデータを受信した日付と UTC 時刻。
このデータを受信した時のロケーション(位置)。

9分ごとのサイクルの最初において SuitSat-1 は、ID と ミッション時刻、
温度と電圧を、次のようなフォーマットで音声送信してくるだろう。

This is SuitSat-1 RS0RS
Mission time is:
The temperature is: 21 degrees Celsius
The Battery voltage is: 27.4 Volts

もし CW が聞こえるなら、SSTV のデコードの準備をせよ。 次に、CW ID
に続く DTMF トーン、つまり SSTV となるであろう。 これはまた、システム
のテレメトリを聞くための良い時でもある。 テレメトリは、SSTV 画像の後
に正しくやって来る。この全体の処理が繰り返される。

SuitSat-1 を聞くために必要は機器は次のようなものである。

アンテナ:高利得、10+ dBd 以上。(円偏波アンテナが望ましい.)
水平仰角ローテータシステム。
アンテナ直下型プリアンプ。
仰角 40度以上の直近のパス。

アンテナの利得はどのくらいの大きさか。
1/2 波長ダイポールのエレメント数との関係は、次のとおり。

1 = 0 dBd
2 = 3 dBd
4 = 6 dBd
8 = 9 dBd
16 = 12 dBd

以上

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
Tropical fish?

コメント:

トラックバック