AO-07, XI-V2006年02月01日 21時50分

2006年になって、早 一ヶ月がたちました。 本日(2/1)夜19時台の AO-07 は、
モードB (145.972MHz CW) で、弱々しい トン・ツー のない CW を連続的に
送信していました。 また、夜21時台の XI-V は、ROM6, ROM2 の画像データ
を交互に送信していました。夜23時台には、ROM4 画像のみ新たに送信を
していました。

GO-32 を ExTerm で受信2006年02月02日 21時01分

本日(2/2) は、GO-32 のメッセージを、ExTerm を用いてデコードしてみ
ました。最後の2行は、TNC を KISS モードにしてデコードしたものです。

4XTECH-12>STATUS [02/02/06 20:39:52] <UI R>:
UTC: Thu Feb 02 11:39:35 2006 | Gurwin Techsat1B (V9.86)
BBS(9.86) is active ,AsherSpaceResearchInst greets you.
2 Users/8 Broadcasts, Uplink freq:145.890,145.850,145.930, 1269.800, 1269.900
TechRam2V9.86
TechRam2V9.86

NOAA-17 気象画像と信号音2006年02月02日 22時31分


本日(2/2) 夜21時半に受信した NOAA-17 の気象画像です。 受信周波数は137.620MHz、受信プログラムは WXtoImg です。昨日(2/1) 関東地方に雨を降らせた低気圧が、太平洋側に大きく停滞しています。 また、その信号音を、録音 (20秒, 442KB) してみました。 初めて NOAA-17 衛星の信号を聞く方も多いかと思います。 その規則的な音を聞いてみて下さい。

SuitSat 打ち上げ(放出)予定2006年02月03日 23時59分

本日(2/3)は、大船(神奈川県)で飲み会がありまして、ウオッカを4杯も
飲んで頭がクラクラしてますが、早く切り上げて自宅に戻り、しっかりと
21時台の XI-V は聞きました。しかし、23時前後の XI-V は前後不覚に
陥り、聞き逃してしまいました。 明日(2/4)の午前中は、東大管制局側
の停電により運用休止の予定なので、朝7時20分に ISS から放出され
るという SuitSat に専念して聞くようにしましょう。

SuitSat-1 打ち上げ(放出)!2006年02月04日 09時28分

SuitSat-1 が、3 Feb at 23:02UTC (日本時間 2月4日 08:02) 
ISS (国際宇宙ステーション) から放出されました。本日(2/4)の
朝9時台のパスでは、混信のため信号を確認できませんでした。

 

最新軌道要素
SUITSAT
1 28933U 05035C   06035.17648092  .00150877  00000-0  98827-3 0    18
2 28933 051.6460 151.5234 0008831 241.8711 118.1817 15.74747302    34

NASA TV
NASA レポート

SuitSat-1 ノイズ(キャリア)2006年02月05日 03時16分

今、2月5日の早朝3時15分です。この夜中にも強烈なキャリアがあり、
SuitSat-1 の受信は無理です。情報では、大変弱いけれども ID信号
が聞こえるということです。 (145.990MHz FM)

アメリカの A.J. Farmer/AJ3U局のブログに、世界各地から集められた
SuitSat-1 の発信するオーディオファイルが掲載されています。 これら
を聞くと、FM, CW のいずれも極めて微弱な信号のため、その復調には
至難の技を要求されることがわかります。
http://www.aj3u.com/blog/

JN1GKZ/新井氏も、その FM 音声信号の復調に成功されています。
http://www.ne.jp/asahi/m-arai/gkz/sound/SuitSat-06020503jst.mp3

XI-V 2月2日撮影 ROM 5, 72006年02月05日 11時29分

XI-V は ここ数日、2月2日に撮影された ROM 5, ROM 7 の地球画像
を送信しています。 各撮影データは次のとおり。 取得率は自局です。
http://www.space.t.u-tokyo.ac.jp/gs/camera.aspx

ROM 5
撮影時刻 2006/2/2 12:08:47 JST
撮影位置 北緯 60.7059度/東経 99.3228度
撮影地点 ロシア上空
取得率   35.4%

ROM 7
撮影時刻 2006/2/2 13:43:57 JST
撮影位置 北緯 48.1802度/東経 81.0995度
撮影地点 カザフ地方
取得率   53.7%

XI-V 連写評価撮影 ROM 42006年02月05日 18時00分


1月30日撮影の ROM 4 は、連写評価モードによる撮影のようです。

『ImageDecoder 6.8』 の ImageViewer を起動すると、いつもは画面
の右上の 「撮影モード」 の項目に、「情報がありません」 と出てしま
いますが、たまに 「評価周期撮影」 や 「連写評価撮影」 と表示され
ることがあります。

この 「撮影モード」 の項目に正しく表示されている時が正常な状態
だと思いますが、同じ操作をしても大体の時は 「情報がありません」
と出てしまいます。これはバグかと思われます。

ROM 4 が 「連写評価撮影」 と表示された時に、8コマ目を見ると、
はっきりと白く何かが写っていることがわかります。

Re: XI-V 2月2日撮影 ROM 5, 72006年02月05日 23時41分

本日(2/5) 夜22時台のパスで受信して、若干、取得率が上がりました。
相変わらず画質は改善があまり見られず、青縦線が強調されています。

ROM 5, 56.3%
2006/2/2 12:08:47 JST (03:08:47 UTC)
N.Lat 60.7059 / W.Lon 99.3228 : Over Russia


ROM 7, 54.1%
2006/2/2 13:43:57 JST (04:43:57 UTC)
N.Lat 48.1802 / W.Lon 81.0995 : Kazakh region

SuitSat-1 クロスバンドレピーター2006年02月06日 19時19分

SuitSat-1 は、現在 145.990 MHz で各種データを送信していますが、バッテリー不良のため極めて微弱な信号となっています。それにこちらでは正にその周波数上に発信源不明の強烈なキャリアが発信されていて、145.990 MHz 上では受信不可能な状態になっています。しかし昨日(2/5) ARISS スクールコンタクトHP で広報されているように、この 145.990 MHz の信号を ISS (国際宇宙ステーション) が中継し、437.800 MHz に変換して再送信されるという情報がありました。 そこで、昨夜 (2/6早朝) 2時頃のパスを 437.800 MHz で聞こうと、この周波数に QSY したところ、真夜中にもかかわらず 激しいトラック混信があり、全く聞くことができませんでした。 145.990 MHz は原因不明のノイズ(キャリア)、437.800 MHz ではトラック混信、と嫌になってしまいますね。