デジタル衛星通信日記2006年01月13日 20時53分

デジタル衛星通信日記と題して、ブログを開設しました。
その日のデジタル衛星との交信の様子を紹介していきます。

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JE9PEL/1 脇田美根夫
ei7m-wkt@asahi-net.or.jp
http://www.asahi-net.or.jp/~ei7m-wkt/
http://www.ne.jp/asahi/hamradio/je9pel/
Yokohama, Japan
Jan 13, 2006
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AO-51 メール再送2006年01月13日 21時03分

昨年末にサウジアラビアの局から届いていたメールに返信しようと
WiSP で途中までアップロードしてあったファイルが、衛星BBS側で
消失してしまっていました。 改めて本日作成し直して再送を試みま
した。QRMのせいか、なかなか電波が届きませんね。

XI-V 連写モード撮影開始2006年01月14日 09時17分

一昨日(1/12)、初めて連写モードでの撮影が開始されました。
昨日今日(1/13,14) にかけて、ROM4, 6, 7 の画像データがダウン
ロードされていますが、このうちの ROM6 が、その連写画像です。
この ROM6画像を、 「ImageDecoderV6.7」にかけたところ、画面が
真っ暗でした。東大管制局に問い合わせると、「プログラムミスの
ようだ」 ということでした。 「近々、アップデートの予定」 ということ
ですので、今しばらくお待ち下さい。

my アンテナ2006年01月14日 17時47分

自宅のキュービカル・クワッドアンテナです。
 
自宅のキュービカル・クワッドアンテナです。

ISS on 437.550MHz2006年01月14日 20時59分

ISS(国際宇宙ステーション)に搭乗している司令官 KC5ACR / Bill McArthur氏
により、1月14日,15日に、437.550MHz / FM Symplex 運用が行われています。
本日(1/14)夕18時前後のパスで、ISS/JA との交信の様子を、mp3 オーディオ
ファイル (280秒, 1.4MB) として録音しました。

http://www.ne.jp/asahi/hamradio/je9pel/60114iss.mp3
http://www.asahi-net.or.jp/~ei7m-wkt/numbr475.htm

AO-7, XI-V, ISS, CUTE-I, UO-112006年01月15日 17時15分

朝8時台の AO-07 は、Bモードで弱々しい CW キャリアのみを送信していました。中心周波数は、公称のビーコンより 0.7KHz ほど低い 145.9713MHz です。朝9時過ぎの AO-51 は、いつものように強力なダウンリンク信号を発信していました。 XI-V用のImageDecoder」が Ver6.8 にアップデートされました。 東大管制局から入手できます。XI-V の朝9時半のパスで、太陽電池関連センサ詳細履歴データを送信していました。 XI-V が撮影した最新の ROM4 画像を、 ホームページ に貼り付けました。南緯17.1967度/西経76.7677度なので、南米ペルー沖の撮影です。朝10時台の ISS の 437.550MHz 運用は行っていませんでした。 夕方16時台の CUTE-I は、非常に綺麗な CW を打っていました。 夕方17時前後の UO-11 は、TCA 付近でビーコンの強力なキャリア信号が聞こえました。

TNC の話題2006年01月16日 20時58分

デジタル衛星通信を行う際に必須の機器はご存知の TNC です。 定番のTNCは、タスコ社製のオールモード TNC-241、 あるいは TNC-555 です。残念ながらタスコ社は何年か前に消えてしまっているので、現在 入手するにはインターネットオークションのみとなっています。これらを入手するのも修理するのも困難な状況にあるので、私はスペアとしてこれらをヤフーオークションで数台、落札し入手しました。 TNC-241 は、TMB-965 と合わせてセットすると、9600baud, KISSモードの デジタル衛星に送受信することができます。これには AFC (自動周波数制御) というコマンドがあり、衛星FO-29 の PSK信号の受信に威力を発揮しましたが、現在 FO-29 のデジタル運用は停止しています。 TNC-555 は、RADIO 1、2 コマンドがあることに留意して使用します。 最初、このコマンドに気付かず、何日も悩みました。 今は、TNC-555 の一台を自在に使いこなしています。 ソフトウェアは、9600bd衛星には WiSP、そして 1200bd衛星には ExTerm、 特に、衛星XI-V には TunaTerm を使用 しています。

GO-32 ビーコン2006年01月16日 23時59分

本日(1/16)の GO-32 は、30秒毎にビーコンのみ送信していました。

[2006-01-16 20:12:27] TechRam1V9.86
[2006-01-16 20:12:57] TechRam1V9.86
[2006-01-16 20:13:27] TechRam1V9.86
[2006-01-16 20:13:57] TechRam1V9.86

XI-V 全センサ粗履歴 送信2006年01月17日 23時59分

本日(1/17)の夜23時前後のパスでは、全センサ粗履歴を送信していました。
「XI-V RomData Decoder」にかけて、Excel_CSV ファイルに変換してみると、
太陽電池パネル[1],[4],[5] の電流、および 太陽電池パネル +X~-Z 各6面
の温度が解析できました。

FO-29 CW テレメトリ2006年01月18日 19時43分

本日 夜19時台のパスで、強力な CW信号 (435.795MHz) を受信しました。
これらのデータは、「fo29cwt2.exe」プログラムで解析することができます。
得られた最新の1フレームを次にあげておきますので、「fo29cwt2.exe」を
使って解析してみて下さい。このプログラムの入手先は、次の URL です。
http://www.ne.jp/asahi/hamradio/je9pel/

HI HI A6 03 88 D5 8F F3 05 25 00 24 72 4C 73 49 8C 88 95 7C 86 84 86 86 7A